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田の畦に、もうこの花の季節。 同じ場所で去年よりも約1週間の遅れの開花。 目で見て察知するのか、なにか匂いでわかるのか。 イネミズゾウムシ Lissorhoptrus oryzophilus アメリカ合衆国からの移入生物。日本では1975年に愛知県ではじめて発見報告され、1986年には日本全国で分布が確認された。メスだけの単為生殖で増えていく。 葉の表面を削り取るように食害して、絣模様のようにしてしまう。この時期の成虫は越冬成虫。この後、イネの茎に産卵し、孵化したウジ虫のような幼虫が次は根を食害する。 普通、これの対策として、田植えの際にあらかじめ苗箱にぱらぱらと粒状の農薬(殺虫剤)をまぶしておくのが一般的だ。お師匠さんにはいつも「薬使いたくないとは言ってもよー、ちぃーっとまぶしといた方がいいんだけんどもなー」と言われるのだけど、まあそれ無しでも、毎年いい米が穫れている。イネは、ほんとに強い植物だ。 ●参考になるページ: > 「農村地域の水辺の生き物」データベース - 農水省 > イネミズゾウムシのページ 以上6/11撮影 ●さかのぼって、田植え前の作業のおさらい 畦切り(くろきり)(> 田んぼ始動! - 5/25) の次の作業の報告をさぼっていた。 畦塗り(くろぬり) - 5/29 こうして土を泥状に練って、 畦や田の底に穴を開けて水漏れの原因を作る犯人のひとり(ほかにはモグラとかオケラとか)。速攻で成仏していただきました...。 もしも伊勢海老ならば活き造りなど生唾モノなのに、ザリガニに成仏していただくときは、見たくないので葉っぱをかぶせたりしてその上からおそるおそるだったりする(鍬でぐしゃっと...)。「食べる」という前提なしでは「殺す」の意識が先に立っちゃうのだろうか。それは「コワイ」なのか「後ろめたい」なのか。 ...と、生きてる魚おろして料理するのなどぜんぜん平気なもんだから、人間の意識のありようとは、いい加減なもんやな、と思うのである。 こんな頃にロータリーかけてたのは、このあたりではうちの田んぼくらい。 今年はずいぶん遅くなった田植え、さて吉と出るか...? 今年は、畦切り>畦塗り・田起こし(全体にロータリーをかける)>代かき(水を入れて全体にロータリーをかける)>田植え、でした。 ほんとは、冬前に荒起こし>畦切り・田起こし>畦ぬり>代かき>田植え、のはずだったが。 写真:さとみ
by hyakuishou
| 2010-06-12 23:09
| 野良しごと/山しごと
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