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先週末、友人夫婦に赤ん坊が生まれた。
おめでとう、おめでとう。この世界にようこそ。 世界はおどろきに満ちていて、人生とはおもしろいものだよ。 美しき世界を手渡していこう。新しい命に。 ポルトガル語では「出産する」を Dar à luz 光に向かって与える と表現する。 dar は give与える à は a(=前置詞 to) + a(=女性名詞に付く定冠詞 the) luz(女性名詞) は light光 光とは、世界のこと。 Dar à luz は、光あふれるこの世界に向かって命を送り出すことを表している。 新しい命の未来が光に満ちあふれるものでありますように! ところで、この表現をはじめて耳にしたときは、 「Dar a luz(赤ちゃんに対して)光を与える」なのかと思ってしまった。発音は同じだし。ポルトガル語を母語とする人の間でも、これはよく混同されているみたいだ。Googleブラジルポルトガル語版で検索すると、 Dar a luz ou Dar à luz(光を与える? それとも 光に向かって与える?) と語っているページがたくさんヒットする。 たとえば、これとか。 DAR LUZ A UM BEBÊ ou DAR À LUZ UM BEBÊ? - Português na Rede 日本語のブログ等でも、「スペイン語ではこう表現するんですよ」という前提で「Dar a luz 光を与える」と記しているページにけっこう行き当たった。 スペイン語とポルトガル語で表現の概念自体が違うということは考えにくいし、a はポルトガル語と同様にものごとの向かう方向を示す前置詞のはず。もし「光を与える」なのだとしたら、定冠詞 laが付いて、Dar la luz になるんじゃないかな。 スペイン語では、Dar a la luz 光に向かって命を与える ではないでせうか。 黒豆(黒大豆)の芽生え(7/14) 写真:さとみ
by hyakuishou
| 2010-07-20 12:38
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