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ここは2歳前後の若馬4頭が暮らす、ヨナグニウマふれあい広場の三ト池牧場。タック(いちばん奥)は、いつも仲良しのルンタ(タックの手前)と一緒だ。タックはスウェーデン語で「ありがとう」、ルンタはチベット語で「風の馬」。一頭一頭の名に込められた思い。 タック誕生の日や仔馬の頃のようすをぜひこちらで! 南の島の馬暮らし(ヨナグニウマふれあい広場のブログ)より、 ・幸せな日(2009年9月5日) ・注目の的(2009年9月6日) ・かわいいかわいい孫☆(2009年09月09日) living at the edge〜「はしっこ」で馬と生きる暮らし方(桟さんのブログ)より ・誕生(2009年9月5日) かわいい!! タックの愛らしい顔はお母さんそっくり。「我が道を行く」風な性格も、お母さんゆずりだそう。 黒い毛並みはお父さんそっくり。長くてオッサンくさい顔が似なくてよかった〜。(ソンショウさん、ごめん) ディムラにとってタックは最初で最後の子ども。純血ヨナグニウマではないゆえに、ディムラに繁殖計画はなかったそうだ。そして3年前の台風の夜。その頃はまだ去勢されていなかった若馬のソンショウが、激しい風と雨の緊急事態の中で、メスたちのいた場所に放たれた。嵐が過ぎて、時がたち、ディムラから新しい命が誕生した。 あのとき台風が来なかったら、生まれていなかったタック。 たぶん、ポニーの血を引くタックではなかったら、私たちのようなまだ関わりの浅い素人がこんなふうに馬を譲り受ける僥倖に巡り会うことはなかったのだろう。それだけでなく「あなたたちの作ったお米を送ってくれたらいいから」と、金銭を介さない形で譲っていただいた。「農的暮らしの中で馬と共に働くという夢は、私自身の夢でもあるから、それを実現してほしい」と、広場の代表の久野雅照さんが言う。私たちは私たちの場所で、馬と共に暮らし、働き、遊ぶことを通して、里山を守って行きたい。久野さんの言葉をしっかりと受け止めながら。 タックが生まれて来てくれて、ありがとう。 今回、島に台風が来なかったら、こんなに滞在が延びることもなかった。タックや広場のみんな、そしてこの島と、より深く知り合えた気がしている。タックだけでなく、この島を、心の奥に大切な場所として刻み付けて一緒に鴨川に連れて帰ろう。そしてまた会いに来よう。 素晴らしいたくさんの出会いを作ってくれた台風に感謝です。 (写真:さとみ)
by hyakuishou
| 2011-07-03 11:10
| 里山と棚田と馬と
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