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コンテナの足元に敷くために、前日にスタッフのリュウさんが草をたっぷり刈ってくれた。りんちゃん、あなたもうちに来る? トレーラーに乗るなんて初めてなのに、育ての親のスタッフのみえさんにリードを曵かれて、恐がりもせずにスッと乗った。ほんとうに、人を全面的に信頼して育って来た馬なのだなあ。ヨナグニウマふれあい広場には、そのように馬たちを育て来た人たちがいる。 最初はいやがったけれど、次からはスッと入った。タックはすごい馬だ。(もう親バカ?) 首をそっとなぜながら、タックの耳元に"呪文"を唱え続けた。人間の言葉ではない、キミと私だけの間のヒミツの呪文。 ところが、さてさて、冒険にアクシデントは付き物というわけで。 コンテナ1台にたっぷり草を敷いて、首をロープで繋がずに、広い中を自由に歩き回れるようにして運ぶ.....という段取りをスタッフのサノさんがすっかり立ててくれてあった。なのに、ところが! 前日の7月1日に港に出かけてみると、「台風のせいで荷物が多くてコンテナの数が足りないから、ウシと一緒ね〜」。 ええーっ。 毎朝の曵き馬訓練で、牛の牧場にさしかかって「モ〜」という声が聞こえて来ただけでもう、ビビってビクン!としていたタックなのに、いったいどうなる!! ....と気が気ではなかったけれど、当日はタックも牛も、どちらもそしらぬ振りというかんじで、なんとかホッとしたのだった。 呉越同舟(?)のお相手は、母牛2頭に子牛2頭。牛の輸送では、コンテナにぎっしり入れて鼻先をロープに繋いで運ぶというのが普通だそうだ。輸送中はエサも水も与えない。牛と一緒になったことで、急遽もろもろ変更して、タックもロープでつないで運ぶことになった。スタッフの人たちが足元の狭いスペースに草を敷いて、壁面にはみずみずしい美味しそうなソルゴーを立てかけてくれた。ドラム缶の水は置くスペースがない。タック、頑張れ。島でたくましく育って来た強い馬よ。那覇で待っているよ。 (写真:さとみ)
by hyakuishou
| 2011-07-03 22:47
| 里山と棚田と馬と
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