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長旅で留守の間に、畦という畦はすっかり雑草で覆われてしまい、上を歩くのも困難なほど。 「日照り対策に、わざと生やしておいたんですよ〜。強い日差しのせいで畦ぎわまでひび割れてしまわないようにね。ははは」 ・・・と、もっともらしい言い訳を用意してみたりして。 でもそれは、あながちウソでもない...かもしれない。草は毎朝しっとりと朝露を集め、昼間は日除けとなって地面を乾燥から守ってくれる。 それにしても、これだけ日照りが続いても雑草だけはすこぶる元気で、まるで地面からもくもく湧いて出て来るようだ。「これが食べられるものだったらなぁ」と、つい嘆息してしまうけれど、ほんとは「食べられる」ものでもあるよねぇ。つまり動物に食べさせて、その恵みを利用することができる。ヤギや牛やニワトリのミルクとかお肉とか卵とか。そういう発想でこの耕作放棄地だらけの景色を眺めれば、資源豊かな風景に見えてくる。 放射能汚染を避けるために飼料も肥料もすべて輸入ものを使いましょう―—なんて事態になるとしたら、これはもう大変なことだ。単にモノの流れ方が変わるだけの話じゃない。農の営みは本来、大きな循環の中でそれぞれがつながり、支え合うもので、そしてその営みが里山の美しい景観を作り出している。日本の農村に、農業に、どれだけの損害を与えたらすむのだろう、この原発事故は。 この田んぼはまだ復田していない田んぼで、来年は開墾して田んぼにするか、それとも畑にするか。それとも、ちょうどうまいぐあいに丸馬場に使おうか。高田馬場ならぬ「棚田の馬場」....いいかも。(笑 せっかく鴨川に移り住んだのに海に行くヒマが全然ない。だからというわけでもないけれど、台風の雨の下、ずぶ濡れになって働きながら「エア海水浴」気分なのだった。都会ではぜったい味わえないこと、そのひとつは「ずぶ濡れになりながら外をうろうろする」。けっこう気持ちいい。 (写真:さとみ)
by hyakuishou
| 2011-07-20 23:52
| 野良しごと/山しごと
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