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トントコトン・・・。
夜更けとともに祭囃子の太鼓の音が響いてくる。 もうすぐ、祭。練習に追い込みがかかるころ。 毎年8月7日に行われる「大山不動尊(高倉神社)」の例大祭。今年は木曜日です。 檀家組織はなく、常より地域の世話役会によって維持されてきたお寺です。山が浅い房州のこと。天水(雨水)だけが頼りの時代には、雨乞いに霊験あらたかな大山の御不動様は農民たちの絶大な信仰を集めていたとか。山の上の不動尊のさらに高みの頂上に小さな社を抱く姿は、明治以前の神仏混淆の在り方を色濃く残しています。 (2006年の祭り風景) 神輿を引き上げていく 我らが金束区の御神輿 最近流行りの「そいやそいや」ではなくて「わっしょいわっしょい」なところが良いのだ。やっぱり御神輿は「わっしょい」じゃなくちゃあ気分が出ません! 旧大山村の、平塚、金束(こづか)、古畑(こばた)、奈良林(ならばやし)、佐野、釜沼(かまぬま)のそれぞれの区から早朝に出た神輿は、区内をめぐったあとで、昼前には不動尊に集結。山門と境内を結ぶ長くて狭い急な石段を、男衆が神輿を曳き上げていくところが最大の見ものです。 そのほか、雨乞い太鼓や獅子舞なども。その後は、それぞれの区から今度は山車が出て、夜、不動尊のふもとの大山小学校の校庭に集結。ちょっとだけど、打ち上げ花火も上がります。 昔は二日間に渡る賑やかなお祭りだったとか。雨乞いにかける村人の願いは、それだけ切実だったのだろうなあと、今年のような日照り続きの年はなおさら思うのです。過疎が進んで担ぎ手が少なくなってしまった今は、愛宕山のてっぺんにある航空自衛隊レーダー基地の若い隊員たちが助っ人で参加しているのでした。 それにしても、霊験あらたかなることを心底期待したいところ。 なにしろ、ずっと雨が降らないもんだから、カラッカラで田んぼがすっかりひび割れてしまったのだ。さっき、本当に久しぶりにザーっと来ていたけれど、すぐに上がってしまって、がっくり。さて、どうしたものか・・・。 (写真・さとみ)
by hyakuishou
| 2008-07-27 23:21
| 鴨川・田舎暮らし
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