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12月3日の秩父夜祭に行って来た。
夜7時前後から、6つの地区のそれぞれの山車が秩父神社周辺を引廻して、最後に御旅所に勢揃いする。狭い路地は、ぎっしり観客で立錐の余地もないほど。もみくちゃの中、足踏ん張りながら、取材のビデオカメラを回すのだった。レンズの鼻先をかすめながら、半纏姿の男衆女衆に曳かれて次々と山車が通り抜けて行く。 秩父神社の境内で屋台の出発を待つ間、揃いの半纏姿が粋な男衆の方々に、ちょっとだけ話が聞けた。 「この日のために1年があるようなもの。祭にすべてをかけてますよ! 1年かけて祭の準備をしてきて、祭が終わったら、ああ、今年も1年が終わったなあと感じるんだよねぇ」 カーニバルにすべてをかけるカリオカ(リオっ子)魂に似ているかも。 「だれかリオのカーニバルにも呼んでくれない? パリでは祭を披露したことがあるんだけどねー。屋台は、ほら、分解して持っていけるから。釘は1本も使ってない」 祭の由来についても、あれこれと。 「知ってるか。この神社の神様は女の神様で、武甲山の男の神様と1年に1度だけ、この日に出会うという祭だ」 へぇ、二人の再会をみなさんでお手伝いされるわけですね。 「でもな」 続きがあるみたいだ。 「男の神様の方には実は別の本妻さんがいるんだな」 じゃあ、こっそりお手伝いをされるわけだ。 「いやそのわりには、にぎやかな祭だけどな。ははは」 夜は更け、寒さもしんしん深まる空に、笛太鼓、打上げ花火の晴れやかな大きな音が、遅くまで鳴り響いていた。 <参考LINK> 秩父観光協会 公式サイト 秩父観光なび(秩父市公式サイト) 秩父神社 公式サイト (写真・さとみ)
by hyakuishou
| 2008-12-05 01:35
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