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蒸し暑い梅雨時に、雨ガッパの下はサウナスーツどころじゃないありさま。服を絞ったら水がジャーと出るくらい。クラクラになりながらもくもくと刈るさまは、ヤケクソの境地か、はたまた禅の境地かーっ。 草刈りは、考え事をしてると気が散って危ないし(なんせ凶器を扱うわけですから)、そのうち頭がぼーっとしてくるし、といってぼーっとしすぎると危ないし。 ・・・まさに半醒半睡の境地、目は半眼に、もくもくと! 先日、横浜・鶴見の曹洞宗大本山総持寺に取材に行ったときに、案内してくれた若い修行僧が、日々の作務について「掃除は動く座禅と呼ばれています」と言っていた。草刈りも、まさにそれか。しかも、刈り払っていくのですよ、草という命を。これも人間の業かっ。業を抱えてなお求道してやまない禅の道! とかなんとか、ぶつぶつつぶやきながら刈りまくる。こういう楽しみ(笑)でもなきゃ、やってられません、草刈りは。ほかにも、「巨神兵、それでも世界で最も邪悪な一族の末裔か。なぎ払えっ!」「へーい」とかね。 調べてみた。 ワルイやつだった。 ワルナスビ Solanum carolinense ナス科ナス属 北アメリカ原産の帰化植物。輸入牧草の種子に混じって日本国内に移入した。地下茎で増えるので、いったん生えたものは根絶が難しいとか。 この土地は最後の数年は乳牛のえさの採草地として使っていたそうなので、それで種がこぼれたのかもしれない。それか、堆肥として施した牛フンに種が混じっていて、それが芽生えて増えた可能性も。牛フンは、しっかり温度を上げて発酵させないと、フンに大量に混じる草の種が死なない。売っている牛フン堆肥は、酪農家・畜産農家から直接買う場合は特に、フンをただ乾燥させただけのものもあるから要注意だ。完熟堆肥でないと、あとから畑にびっしり雑草が生えてきて、ひどい目に会う。(経験者は語る) 少なくとも作物を植えてない部分は刈らずに草っ原のままでいいじゃないか、自然のままに。・・・という意見もあるかもしれない。けれど、じゃあ自然とは何か?ということだと思うのだ。人が手を入れて作った/できた環境は、人がコントロールしていく義理がある。 写真のワルイやつとかギシギシとか牧草由来のイネ科の強靭な雑草とか、そういうものを減らして、ほかの、居てくれるとうれしい草を増やしたい。たとえば春先から順にカラスノエンドウ、ハコベ、クローバー、そういうような草を。なので減らしたい草は、種ができる前には刈らなくてはいけない。根っこで増える草が多いから刈るだけではだめなんだけど、少なくとも地下茎をこれ以上太らせたり種が落ちてますます増えたりするのは阻止すべし。 (写真・さとみ)
by hyakuishou
| 2009-06-29 00:00
| 野良しごと/山しごと
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