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毎晩のように夜風に乗ってお囃子の音が聞こえてくる。
今年も村祭りの夏がやってきた。 高蔵神社(大山不動尊)例大祭 2009年8月8日(土) 朝6時ごろ、旧大山村の各区の氏神様からお神輿が出発して、区内の各集落をめぐっていく。 集落ごとにお接待所が設けてあり、神輿の担ぎ手に飲み物や軽食が供される。わたしたちの組(町内会組織)のお接待所には9時20分ごろ到着の予定。(大山公民館の前あたり) 集落をめぐり終わった後、10時すぎにはすべての神輿が大山不動尊の山門下に集結する。 それから次々と長い急な石段を神輿が登っていくところが、最大の見もの。 その後、昼食休みをはさんで、境内で雨乞いの農神楽が披露される。 盛夏、田んぼの水路がカラカラに乾く季節に、雨を乞い願った先人の思いがしのばれる素朴な祭り。 日も落ちた頃には、こんどは各集落から山車が出発する。目指す先は、大山小学校校庭。校門の昇り口の傾斜を、綱を引っ張る手に力を込めて勢い付けて山車を引き上げる。ぼんぼりの明かりに照らされて居並ぶ山車の肩越しに花火が上がれば、夏もやがて過ぎていく・・・。 祭りの日にちは毎年8月7日と決まっていたが、今年からとうとう週末に変更になった。祭りの担い手が年々減って行く過疎の地の苦渋の選択ではあるけれど、にぎやかなほうが神様も喜んで下さることだろう。 昨年と一昨年の祭りの写真をどうぞ http://hyakuishou.exblog.jp/8808004/ http://hyakuishou.exblog.jp/8688667/ この週末、土曜は大山小の草刈り、日曜は祭りの準備があった。それぞれの組の集落の入口に注連飾りをかけたり、いろいろ。わたしたちの組では、さらに大山小学校前の長狭街道沿いに灯篭を飾る担当も。半紙を切って折って幣束(注連縄につるす紙のびらびらのやつ)を山ほど作ったり。作業のあとは、スイカで打ち上げでした。 (写真・さとみ)
by hyakuishou
| 2009-08-04 00:29
| 鴨川・田舎暮らし
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