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近所のショウジさんにイノシシ肉のかたまりをいただいた。
このあたりでは数少なくなった鉄砲撃ちのおひとりで、冬の猟期には、私たちの“ヒミツの山”の奥に広がる山中から猟犬の鳴き声と共に鉄砲の音がよく聞こえてくる。 うまい!!! とろけるうまさ!!! 仕留めたあとの処理がいいのだろう。臭みなんて全くない。豚肉よりもさっぱりしているくらい。しかも肉の旨味が強くて、かめばかむほどに...あぁ。(陶酔) オオカミはすでに絶滅し、大型ほ乳類の捕食者は自然界に存在しない。繁殖力が非常に強く、数が増えすぎたイノシシが田畑を荒らして行く被害は甚大だ。場所によっては、田や畑をぐるりとトタンや電気柵で囲わなければ農業を続けることもかなわない。そんな状況。人間の活動が作り上げた里山という環境は、人間による維持管理が不可欠だ。維持管理なしでは、たとえばこのあたりの環境は、あと10年もすれば荒れ果てた草やぶや竹やぶだらけになってしまうだろう。 里山に共存する獣たちなのであれば、それを狩って食する、ということも維持管理の一部であり、共存の一部だと思う。スポーツハンティング(イギリス貴族のキツネ狩りのような)には私は反対だけど、人類の生存をめぐる文化として連綿と続いて来た食のための狩りは、生態系の一部としての人間存在を思い返させてくれる機会としても、とても重要なのではないだろうか。ていうか、おいしいし。(と、最後は食欲の話に...) 鴨川市内の清澄山系に東大の千葉演習林があり、植生保全のため、猟師に委託してイノシシやシカの個体数管理が行われている。たとえばシカが増えすぎると、シカが食べ嫌う植物(シダ、アセビなど)ばかりが繁茂するような、生態系が崩れた状態になってしまうという。演習林のサイトにいろいろと資料がアーカイブされていて、とても参考になる。 ○東大千葉演習林 ○講義用wiki・ページの一覧 ○上記一覧の下のほうにあるこのあたりの資料などが参考になった ・akio/2008/千葉/どのように変遷し現在に至るのか(710d) ・akio/2008/千葉/イノシシ(705d) ・akio/2008/千葉/シカ(705d) ・akio/2008/千葉/ハンター(700d) ○狩人料理 またぎ 演習林内で猟を担っている猟師さんの料理店。一度行ってみたい。 写真:さとみ
by hyakuishou
| 2010-06-16 12:51
| 鴨川・田舎暮らし
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