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じきにやぶが茂って入れなくなる前に、庭の奥の雑木林をちょっと探検 シロダモ Neolitsea sericea (BL.) Koidz. クスノキ科シロダモ属 アカメガシワ Mallotus japonicus (Thunb.) Muell. Arg. トウダイグサ科アカメガシワ属 新葉は赤い毛で覆われていて、そのうち毛が脱落して緑色が現れる。 いったん荒らされた土地の開けた場所に進出する木で成長がとても早い。雑木林の入口部分に1本ある大木の親木が毎年秋に大量に種を落とし、そこからびっしり実生が生えてくる。小さいうちに引き抜かなければ大変だ。この木は他の木々が茂ってくると死んでしまうそうで、確かに雑木林の奥には生えていない。 花が終わったところ(雌花)。真ん中の青いところがだんだんとふくらんで赤く熟れるのは梅雨の頃。 ナガバモミジイチゴ Rubus palmatus var. palmatus バラ科キイチゴ属 花びらに見えるのはガクだそう。誰が植えたわけでもないけれど、雑木林にはおいしい実の生る木があちこちにある。小鳥の落とし物のおかげ? 花が終わって実が出来始めていた。秋になるとこれが真っ赤に色付いて、ぶつぶつ愛好家の皆さまへおすすめの一品。(有毒!!食べられません) 花の写真は > こちらに (見えてる部分は「花」じゃなくて「苞 」だそうだけど) カノコソウ Valeriana fauriei オミナエシ科カノコソウ属 フキ Petasites japonicus キク科フキ属 コウゾ Broussonetia kazinoki × B. papyrifera クワ科コウゾ属 雌花が熟すると桑の実をまん丸にしてオレンジ色にしたような実になる。食べられるし甘くておいしいけれど、実の表面についている毛みたいのが唇や口の中に張り付いたようにチクチクといつまでも残って、すっごく不快感だった。ジャムにすれば大丈夫...らしい。 【追記】去年食べた時のことを思い返すと、毛が刺すというよりは、果汁そのものがイガイガ・チクチクしたような気がする。未熟な実はシュウ酸が多く含まれるのかもしれない。 コウゾは和紙の原料として知られる木で、ヒメコウゾとカジノキの雑種からつくり出された栽培種。野生化してあちこちに生えている。切っても切っても根元から芽吹いて来て、どんどん増える。近所のばあやんの話によると、戦時中の小学校(国民学校)では、授業そっちのけでコウゾの木の皮やカラムシの皮をはいで束ねたものを供出する作業に追われていたとか。繊維は、紙ではなくて布を織る原料に使われたらしい。(食糧も物資もエネルギーも全然足りないのに、ほんとに無謀な戦争に突っ走ってしまったものですね大日本帝国は...。自国に足りないから植民地を欲したわけだけど) ノイバラ Rosa multiflora バラ科バラ属 黄色い花かんざしみたいなキブシの木の花は、とっくに終わってしまっていた。残念。がんばってやぶを払って楽に歩き回れるような明るい雑木林に変えたいと思いながら、はや幾年月なのです。今年こそは!
by hyakuishou
| 2013-04-16 10:23
| 自然・いきもの・風景
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