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講演やワークショップなどの忙しいスケジュールの合間をぬって、安芸の宮島散策に出かけたラオーニ。「熱帯森林保護団体ひろしま」のメンバーの方々が心づくしに準備された、神の島ツアー。(5/27 広島市~廿日市市宮島町)
「アマゾン・インディオ文化展」(5/25-5/31広島市)の会場のすぐ近くの桟橋から高速船に乗って、一路、宮島へ。 川を下り海を走る船に運ばれて、水面を見つめながらラオーニがしきりに私に言う。 「夜、眠りにつくと、この土地の精霊が訪ねてきては、私に命ずるのだ。水が汚されている、水を汚してはならない、水を大切にせよと、この町の者たちに伝えてくれ、と。だから、そう皆に伝えておきなさい」。 ラオーニが冗談を言って笑った。 日本の精霊さんへのあいさつの仕方はこうで、と、「二礼二拍手一礼」を伝授。 (真言宗御室派大本山 大聖院) 昨年、ダライラマ法王を迎えるにあたって作られたものだそうだ。 別れ際に握手の手を差し出した御座主を、めずらしくラオーニは大きく両手を広げて、がばりと抱きしめた。社交辞令という余計なものがない人だから、いつもそこにあるのはほんものの気持ちでウソがない。あとから御座主のことを、「あのひとは、良き人だ。良き魂を持っている」と、何度も言っていた。 空青く、島には精霊がいっぱいで、「メィクムレン、メーィクムレン」(良き哉、良き哉:カヤポ語)と、上機嫌、大満足のラオーニだった。 ・宮島について詳しくは>>宮島観光協会 http://www.miyajima.or.jp/ 写真・文: 下郷さとみ
by hyakuishou
| 2007-11-30 00:43
| アマゾン/先住民
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