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『平和を考えよう(全2巻)』小学校高学年~中学生向けの本です。詳しくは > こちら おすすめ記事 ●電気柵が守る村にて ●人は自然に託して物語を紡ぐ ●飯舘村から思いをつなぐ ●春よ、春よ ●落ち葉も輸入?! - セシウム汚染腐葉土のニュースに思うこと ●ペシャワール会・伊藤和也さんの死に思う おすすめシリーズ ●[里山暮らし]与那国馬タックとの日々 ●[里山暮らし]炭窯&奥谷津棚田—長老たちとの日々 ●[スピリチュアル?]ぐだぐだ考えてみた ●[ブラジルHIV+アクティビスト]アラウージョ全国講演旅行2011報告記 ●[ブラジル・リオ&サンパウロ]ファベーラ(スラム)をへめぐる ●[アマゾンと先住民]カヤポ族 呪術師長老ラオーニ、日本を行く2007 ●[アマゾンと先住民]ベロモンチ水力発電所建設問題 別館 ●日本の文化・旅をブラジルへ発信するポルトガル語サイト Curtindo o Japão ●関連記事 コンタクト --> こちらから 以前の記事
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(島から戻ってもう1週間以上たちますが...)
島を発つ日、10月9日に。 前日の運動会の会場で1年半ぶりに再会した田中さんの牧場を急きょ訪ねることになった。 ![]() ここでは昔ながらの木鞍とウブガイ(木製の頭絡)を使っている ![]() 集落のおじい手製の古いもの。材はガジュマル。形は石垣島様式。与那国島様式のウブガイは、装飾的に外側に張り出す形で突起がついているのだそうだ。ロープの編み目がすごく複雑で、そしてとてもきれい。1本のロープが、いったいどうやったらこうなるのか、まったく見当もつかない ![]() 昔使われていたもの。ウブガイを作れるおじいも鞍作りとなると経験がないそうで、80歳のおじいの父親あたりが鞍を作った最後の世代になるという。材は桑。この形状に自然に曲がった部位を使うのだそうです。材からこの形に削り出して使えば、すぐに割れてしまうのだとか。 2頭のうちもう1頭には、田中さん手製のウブガイと木鞍が装着されていた。 ![]() 木の鞍はお尻が痛いかなあと思ったら、曲面が身体になんともしっくりして全然違和感がなかった。もっとも並足でずっと歩いていたので、もしこれが速足以上だったら乗馬がヘタクソな私では、お尻にがっつんがっつん当って相当痛かったかもしれない。 ![]() 遠く見ゆるは、立神岩。(海上に屹立しているやつ) カラッポになって寝っ転がる。大地と海と空が出会うところで。 ■
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by hyakuishou
| 2012-10-18 01:19
| 旅の空
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![]() 幼稚園児童4人、小学校児童7人、計11人の小さな小さな運動会。集落中から集まった大勢の観客席の人たちを前に一所懸命、声を張り上げている姿を見ていると、なんだか胸が熱くなるのだった。 ![]() 今年の優勝者のおじいに、あとから昔の馬と共にあった村の話をたくさん聞かせてもらった。 ![]() ![]() がんばれ、比川小青空乗馬チームの子どもたち! ![]() ![]() ![]() 観客席のおじい、おばあたちが、息をのんで真剣に見つめていた。障害をえいっと飛び越えた瞬間、「ほー!」と感嘆の声があがった。 ![]() ヨナグニウマふれあい広場の最終走者、りゅうさん、見事トップでゴールに飛び込んだ。 NPOヨナグニウマふれあい広場は12年前からボランティアで、比川小「青空乗馬チーム」の活動に取り組んでいる。台風で1週間のびてしまった晴れ舞台の運動会。今年も、これまで練習してきた成果を披露して、子どもたちも馬たちもスタッフたちも、がんばりました! 去年の運動会のようすは、こちら ■
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by hyakuishou
| 2012-10-10 06:00
| 旅の空
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![]() タックの食い意地の張ったところは、どうやら母親ゆずり、らしい。 ![]() ![]() ![]() ![]() 与那国馬の保存活用に取り組む「ヨナグニウマふれあい広場」を取材で訪ねるのは今回で3回目。みんなの元気な顔に再会できてうれしい。(連日くたくたで長く書く気力無し...眠い...) ■
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by hyakuishou
| 2012-10-08 23:56
| 旅の空
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![]() 島の一周道路を車を走らせていると、道をふさぐ茶色のかたまりが! ![]() ![]() ![]() 水平線に目を凝らしたけれど、かすみがかかっていて台湾は見えず。残念。 おととい10月6日から仕事で島に来ています。 さてここはどこでしょう。 ■
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by hyakuishou
| 2012-10-08 01:03
| 旅の空
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9月5日発売の『ソトコト』10月号に「馬がいる暮らし、千葉の里山で始めます。」という記事を書きました。真ん中あたりの2色刷「Transit Drop」コーナーの特集5ページです。
与那国島で与那国馬の保存・活用に取り組んで来たNPO「ヨナグニウマふれあい広場」について、島の子どもたちと馬とのふれあいのようす、今回「広場」から譲り受けて来たタックと一緒に私たちは鴨川の里山で何がしたいのか....を、たくさんの写真とともに綴っています。ぜひご覧下さい。 掲載写真の別カットから・・・ ![]() (「ヨナグニウマふれあい広場」日曜町民乗馬の日に) 写真:ヘジナウド岡田 ■
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by hyakuishou
| 2011-09-08 23:35
| 書くしごと
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![]() コンテナの足元に敷くために、前日にスタッフのリュウさんが草をたっぷり刈ってくれた。りんちゃん、あなたもうちに来る? ![]() ![]() トレーラーに乗るなんて初めてなのに、育ての親のスタッフのみえさんにリードを曵かれて、恐がりもせずにスッと乗った。ほんとうに、人を全面的に信頼して育って来た馬なのだなあ。ヨナグニウマふれあい広場には、そのように馬たちを育て来た人たちがいる。 ![]() ![]() ![]() 最初はいやがったけれど、次からはスッと入った。タックはすごい馬だ。(もう親バカ?) ![]() 首をそっとなぜながら、タックの耳元に"呪文"を唱え続けた。人間の言葉ではない、キミと私だけの間のヒミツの呪文。 ![]() ![]() ![]() ![]() ところが、さてさて、冒険にアクシデントは付き物というわけで。 コンテナ1台にたっぷり草を敷いて、首をロープで繋がずに、広い中を自由に歩き回れるようにして運ぶ.....という段取りをスタッフのサノさんがすっかり立ててくれてあった。なのに、ところが! 前日の7月1日に港に出かけてみると、「台風のせいで荷物が多くてコンテナの数が足りないから、ウシと一緒ね〜」。 ええーっ。 毎朝の曵き馬訓練で、牛の牧場にさしかかって「モ〜」という声が聞こえて来ただけでもう、ビビってビクン!としていたタックなのに、いったいどうなる!! ....と気が気ではなかったけれど、当日はタックも牛も、どちらもそしらぬ振りというかんじで、なんとかホッとしたのだった。 呉越同舟(?)のお相手は、母牛2頭に子牛2頭。牛の輸送では、コンテナにぎっしり入れて鼻先をロープに繋いで運ぶというのが普通だそうだ。輸送中はエサも水も与えない。牛と一緒になったことで、急遽もろもろ変更して、タックもロープでつないで運ぶことになった。スタッフの人たちが足元の狭いスペースに草を敷いて、壁面にはみずみずしい美味しそうなソルゴーを立てかけてくれた。ドラム缶の水は置くスペースがない。タック、頑張れ。島でたくましく育って来た強い馬よ。那覇で待っているよ。 (写真:さとみ) ■
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by hyakuishou
| 2011-07-03 22:47
| 里山と棚田と馬と
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![]() ここは2歳前後の若馬4頭が暮らす、ヨナグニウマふれあい広場の三ト池牧場。タック(いちばん奥)は、いつも仲良しのルンタ(タックの手前)と一緒だ。タックはスウェーデン語で「ありがとう」、ルンタはチベット語で「風の馬」。一頭一頭の名に込められた思い。 ![]() ![]() タック誕生の日や仔馬の頃のようすをぜひこちらで! 南の島の馬暮らし(ヨナグニウマふれあい広場のブログ)より、 ・幸せな日(2009年9月5日) ・注目の的(2009年9月6日) ・かわいいかわいい孫☆(2009年09月09日) living at the edge〜「はしっこ」で馬と生きる暮らし方(桟さんのブログ)より ・誕生(2009年9月5日) かわいい!! ![]() タックの愛らしい顔はお母さんそっくり。「我が道を行く」風な性格も、お母さんゆずりだそう。 ![]() 黒い毛並みはお父さんそっくり。長くてオッサンくさい顔が似なくてよかった〜。(ソンショウさん、ごめん) ディムラにとってタックは最初で最後の子ども。純血ヨナグニウマではないゆえに、ディムラに繁殖計画はなかったそうだ。そして3年前の台風の夜。その頃はまだ去勢されていなかった若馬のソンショウが、激しい風と雨の緊急事態の中で、メスたちのいた場所に放たれた。嵐が過ぎて、時がたち、ディムラから新しい命が誕生した。 あのとき台風が来なかったら、生まれていなかったタック。 たぶん、ポニーの血を引くタックではなかったら、私たちのようなまだ関わりの浅い素人がこんなふうに馬を譲り受ける僥倖に巡り会うことはなかったのだろう。それだけでなく「あなたたちの作ったお米を送ってくれたらいいから」と、金銭を介さない形で譲っていただいた。「農的暮らしの中で馬と共に働くという夢は、私自身の夢でもあるから、それを実現してほしい」と、広場の代表の久野雅照さんが言う。私たちは私たちの場所で、馬と共に暮らし、働き、遊ぶことを通して、里山を守って行きたい。久野さんの言葉をしっかりと受け止めながら。 タックが生まれて来てくれて、ありがとう。 今回、島に台風が来なかったら、こんなに滞在が延びることもなかった。タックや広場のみんな、そしてこの島と、より深く知り合えた気がしている。タックだけでなく、この島を、心の奥に大切な場所として刻み付けて一緒に鴨川に連れて帰ろう。そしてまた会いに来よう。 素晴らしいたくさんの出会いを作ってくれた台風に感謝です。 (写真:さとみ) ■
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by hyakuishou
| 2011-07-03 11:10
| 里山と棚田と馬と
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![]() 同じ宿の、大阪からのお客さんの"かとまん"さんに誘われて、日本のいちばん西にある小学校、久部良小学校に出かけてきた。"かとまん"さんは4年前から与那国島に通って久部良小学校でボランティア活動を続けている人。なにせ離島の小学校。部活動ひとつとっても、試合に参加するだけでも島外への遠征費用がバカにならない。そこで子どもたちと一緒に島名産の長命草の畑を作って収穫してJAに売ったりなどなど、いろんなことをされているそうだ。 旅は出会いがおもしろいね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 月のない夜に牧場の草の上にごろんと横たわれば、目の前に満点の星。丸い地球と背中合わせで、よいしょと地球を背負ってみる。「なんだか遠くに来ちゃったなぁ」と、ふと、ブラジルのスラムにいたころに感じた感慨がよみがえって来た。「広場」で働く若いみんなは、いま何を夢見て、これからどんな人生を歩んで行くのかなあ。どっしり大きな自然を前に、ちょっと甘酸っぱいような懐かしいような気分に浸るひととき。 (6月30日 写真:さとみ) ■
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by hyakuishou
| 2011-07-02 16:31
| 里山と棚田と馬と
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by hyakuishou
| 2011-06-30 12:13
| 里山と棚田と馬と
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![]() ![]() ![]() ![]() 火曜日は「広場」の定休日。スタッフの人たちに誘われて、六畳ビーチにシュノーケリングに出かけてきた。温かな水にぷかぷか浮かぶ、何年かぶりの至福のひととき。 夕刻には、比川集落のおじい2人に昔の話を聞かせていただいた。村の暮らしの中にまだ馬がとても身近だった頃の話。身振り手振りの語りに、最後には唄まで飛び出して来たりして、楽しいひとときを過ごさせてもらいました。 (6月28日 写真:さとみ) ■
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by hyakuishou
| 2011-06-29 14:42
| 里山と棚田と馬と
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