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『平和を考えよう(全2巻)』小学校高学年~中学生向けの本です。詳しくは > こちら おすすめ記事 ●電気柵が守る村にて ●人は自然に託して物語を紡ぐ ●飯舘村から思いをつなぐ ●春よ、春よ ●落ち葉も輸入?! - セシウム汚染腐葉土のニュースに思うこと ●ペシャワール会・伊藤和也さんの死に思う おすすめシリーズ ●[里山暮らし]与那国馬タックとの日々 ●[里山暮らし]炭窯&奥谷津棚田—長老たちとの日々 ●[スピリチュアル?]ぐだぐだ考えてみた ●[ブラジルHIV+アクティビスト]アラウージョ全国講演旅行2011報告記 ●[ブラジル・リオ&サンパウロ]ファベーラ(スラム)をへめぐる ●[アマゾンと先住民]カヤポ族 呪術師長老ラオーニ、日本を行く2007 ●[アマゾンと先住民]ベロモンチ水力発電所建設問題 別館 ●日本の文化・旅をブラジルへ発信するポルトガル語サイト Curtindo o Japão ●関連記事 コンタクト --> こちらから 以前の記事
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前回 かつうらビッグひな祭り(2/20-3/3) の続き。
![]() 野菜、つきたてのお餅、漬物、鮮魚、干物、海藻類などなど、地元の人が自分で栽培したもの、つくったもの、とったものがいろいろ。狭い路地にこぢんまりとした素朴な市だけれど、本来の市らしい手作り感いっぱいでとても楽しい。仕事で訪ねたはずが、しゃがみこんでおばさんたちとすっかりおしゃべりにふけってしまった。 三大朝市というと輪島、高山と来て、次は勝浦だったり呼子(佐賀県唐津市)だったりするわけだ。4つ全部行ったけれど、勝浦朝市も呼子朝市もどちらも港のすぐそばで雰囲気や規模も似ていて、どちらもいい朝市だなと思った。我が故郷・石川が誇る輪島朝市は、観光化しすぎてしまって他所産のものや大量生産の規格品が売られるようになって、ちょっと残念。(漁期外に売ってるカニなんて、どう考えても輸入冷凍品だよねぇ。) ![]() ![]() 下町 丸竹都寿司 http://www8.plala.or.jp/marutake/index.html 朝市の通りから1本隔てた中央商店街沿い 朝市では、房総の冬ならではの珍しいものにもあれこれ出会う。 ![]() 大原~一宮あたりで採れたものだそうだ。食卓に出すだけで、部屋中がぷ~~んと磯の香りで満ち満ちるほど。焼いたお餅に巻いてよし、味噌汁やお雑煮に浮かべてよし。炊きたてあつあつごはんにふきのとう味噌ちょんと乗っけて一緒に食べるのも、うまい! ![]() 旦那さんが罠でイノシシを捕り、自分のところでさばいて、それをスモークにしているそうだ。「レタスと食べたらおいしいよぉ」とのおすすめでしたので、庭畑のミズナとコリアンダー(香菜/パクチー)のサラダと一緒に食べた。噛めば噛むほどに旨みが・・・・ああ、じゅわ~っと。脂身のところがまた、うまいのよねぇ。いつもいつもイノシシが捕れるわけではないし、脂の乗っている冬場にしか作らないそうなので、たいへん貴重な品なり。 おいしさの秘訣は、仕留めてすぐに血を抜いてさばいて肉をしっかり冷やすことだとか。うちのあたりの農家のお年寄りはみんな、「シシ肉はクセェからな」と言って食べたがらないけれど、それは処理の仕方のせいなのだろうなぁ。「お腹さばいて中身取り出すのに手を入れるでしょ。すっごく熱いんだから」と、おばさん。うん、それが、「生きてた命」ってことなんだよね・・・。 「イノシシ捕るとねぇ、畑やってる人から感謝されるのよー」「わかりますわかります。どこもそうですよね。うちも鴨川の山のほうで田んぼやってるから~」 ・・・なんて話で盛り上がって、長話。次に檻にかかったときは、さばいて加工するところまでをぜひ見てみたい。スモークの作り方も教わりたい。押しかけたいっ。 増えすぎて困りもののイノシシは、狩って、そして骨までしゃぶりつくすほど余さず、ありがたく、おいしく食したいものである。畑や野山のいいもん食って肥え太って、そこらじゅう駆け回っているイノシシだからね、おいしくないはずがありません。 「なんちゃって百姓見習い」としては、いろいろと勉強にもなる朝市なのだった。 ●詳細はこちらを(勝浦市サイト内) 勝浦朝市 http://www.city.katsuura.chiba.jp/asaichi/index.html 6時頃~11時頃まで/水曜休み 1日~15日は下本町通り(遠見岬神社の前の路地) 16日~月末は仲本町通り(下本町通りから中央商店街を挟んでもう1本向こうの路地) ●関連記事: かつうらビッグひな祭り(2/20-3/3) シシ鍋パーティ 写真:上2枚 ヘジ、残り さとみ ■
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by hyakuishou
| 2010-03-03 16:38
| 旅の空
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![]() 遠見岬(とみさき)神社 石段60段飾り ●詳細>勝浦市サイト内 http://www.city.katsuura.chiba.jp/event/hinamatsuri.html ブラジルのメディアの仕事で取材。春の嵐が続く中、先週からずっと天気予報とにらめっこしつつ、ようやく晴れた昨日(3/1月曜)、出かけて来た。朝6時前に家を出て、めざせ勝浦へ!(隣市とはいえ、大山地区からではけっこう遠い。早朝で50分ほど) ![]() なぜ早く出かけたかというと、毎朝7時から石段で飾りつけが始まるのです。毎朝飾って、毎夕片付け。日の途中に雨が降ってきたら、その時点で片付け。その日の当番の人は、すぐに馳せ参じられるよう終日スタンバイしているそうな。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() カメラを持ってうろちょろ歩き回っていたら(私はビデオカメラ担当)、「いいの撮れましたか~」「ゆっくり見て行ってくださいねえ」と何人もの人から声をかけられた。手作り感いっぱいの素朴なお祭りだけど、町の人たち自身が楽しんで、そしてお客さんを迎えることを誇らしく思っているようすが伝わってきて、なんともほっこりできた一日だった。「ああ、ほんとにもう春だよねぇ」と、行きかう人たちの顔が、みんなしてほころんでいた。 そして勝浦といえば、朝市だ! 次回に続く。こちら> おいしい・楽しい「勝浦の朝市」 写真:ヘジ ■
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by hyakuishou
| 2010-03-03 01:21
| 旅の空
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